2007年の緑竹畑
2022年の放置竹林の状態
約20年前に村おこしの一環として、台湾が原産の緑竹栽培を祖父が始めた。最盛期(2007年頃)は出荷数も多く見学者などもあるほど活気があった。ただ、年齢による体力の限界や後継者などもなく栽培自体が下火になり緑竹畑も放置され今に至る。放置された緑竹畑にはここぞとばかりに竹が密集し今や竹害に悩まされている。
私の作品は、緑竹を素材として使った作品が多い。私にとって緑竹は限界集落であるこの村に作品を通じて新たな風を吹きこむ大切な素材なのだ。